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なめてました!?中学受験に対する親の勘違い!中学受験に親はどこまでコミットすべき!?

中学受験に親はどこまでコミットすべき!?

中学受験をさせるにあたって、親はどこまで子供に関与すべきなのでしょうか?

子供が自主的に勉強をして、親はそれを見守るという状況が作れるようなお子様であれば理想的です。

しかしほとんどの家庭は、子供が自主的に勉強するといったような理想的な状況にはないものと推察しています。

中学受験を始めてからの我が家での一場面は以下の通りです。

母丸
塾の宿題できたの?
この漫画を読み終わってからやる!
姉丸

1時間後…

母丸
1時間経ったけど、塾の宿題は終わったの?
後でやるから(空返事)
姉丸

そしてさらに1時間後…

母丸
もう寝る時間だけど、ちゃんと終わったの?
明日の朝やるから起こして
姉丸

次の日の朝…

母丸
今日は早く起きて塾の宿題やるんじゃないの?
まだ眠いから寝る…(スヤスヤ)
姉丸

結果として全く塾の宿題は進みませんでした。

宿題をしたほうがいいんじゃないのと言っても机には向かわず、現実逃避をしてゲームしたり、漫画を読んだり、外に遊びにいったりと…。

そうなんです。理想と現実は大きくかけ離れているのです。

では我が子姉丸のような子供が中学受験するにあたって親はどこまで子供に関与すべきなのでしょうか?

 

中学受験に親はどこまでコミットすべきか(父丸の見解)

父丸は中学受験の経験がありません。このため中学受験でどの程度勉強しているのかを知りませんでした。小学生がやる勉強だし、遊びたい盛りの小学生が勉強できる時間なんてたかがしれているので、内容も量もそれほどのものではないだろうと考えていました。

要は中学受験をなめていました。

しかしその認識が誤りだったということは1か月経たずに気づかせられました。

どの塾でも定期的にテストがあるかと思いますが、その定期的なテストにおいて、姉丸ができていないのは当然としても、その位置が明らかに下位にいました。

そしてその内容は、宿題をなんとなくやっているだけではとても解けないような内容でした。

姉丸は小学校の生活では勉強ができるわけでもありませんが、できないわけでもない本当に普通の状態でした。

そんな普通の小学生である姉丸がこの成績ということは、塾に通っている周りはかなり勉強したうえで試験に臨んでいるか、相当できのよい子供たちの集まりがいずれかであることが想定されます。

これに似た環境を私は知っていました。公認会計士の試験を勉強していた際の周りいた人達です。

私は3流大学出身ですが、周りは国公立大学出身あるいは慶応、早慶、MARCH関関同立以上と自分より学歴が高い人達でした。

公認会計士の勉強をしているなかで、自分と同等に学歴の人に会うのもまれで、公認会計士試験の勉強をしている時や、公認会計士になったあとでも私より学歴が低い人には会ったことはありませんでした。

公認会計士の勉強を始めた当初は、こんな人たちに勝てるのかという劣等感を持った時期もありました。しかし、公認会計士試験の勉強をしていてわかったことは、ある程度の才能の差なら努力で埋められるということでした。

姉丸の置かれている状況もまさに公認会計士の試験の勉強を始めた時の父丸と似通った状況ではないかと察しました。
つまりはある程度勉強の環境が揃えられているそれなり優秀な家庭環境の子供たちが塾に通ってきており、その子供たちの多くは将来の国公立大学出身あるいは慶応、早慶、MARCH出身の予備群が集まっていると…。

これはまずいと父丸は大きくマインドを変える決意をしました。

母丸、父丸ともに姉丸に対して別に全く遊ぶなとは思っていません。メリハリを持って遊びと勉強を両立してくれれば良いと考えています。

しかしそんなことを10歳に満たない小学4年生に要求したとこで、ほとんどの場合できるはずもありません。

よくよく考えてみると、私も含め小学4年生の時は今のようにしっかりした考えは持ち合わせていなかったのではないでしょうか。

なかには神童のような方もいらっしゃったかもしれませんが、大半は、普通の小学生だったと思いますがそんなことはまれな話…。

そんな普通の小学生が塾の始まるとともに勝手に勉強できるようになるかというと、それは絶対にありえないことであり、やはり親が補助をしなければならないと考えています。

そういう意味では、中学受験に親はどのよう程度関与すべきかという答えは、『中学受験において親は可能な限り関与すべき』なのだと思います。小学生4年生でスケジュール管理から勉強内容の消化まですべてやる等到底不可能です。

中学受験は、親の金銭的な補助だけでなく、勉強面における補助が必要となります。

なお勉強面においてどこまで補助しなければならないかについては、子供の理解力によりますが、我が家の場合、母丸と父丸の協議の結果、姉丸に理解力があるほうではないので、仕事の合間等に可能な限り教える時間を作ってあげようということしています。

もちろん補助することにより自立性という面が育ちにくくなるというマイナス面は承知のうえです。

我が家の場合、自立性のマイナス面を捨てたとしても親がフォローしたほうが良いと判断しました。その理由としては、自立性だけでは中学受験を対応することは難しいと判断しました。それほど、中学受験は難解なものを小学生に課しているのだと思います。

 

まとめ

中学受験をさせるにあたって、親はどこまで子供に関与すべきなのか?

→子供の能力にもよるが基本的にはすべてフォローするぐらいの覚悟必要かと思います。

余談になりますが塾が発行している合格体験記を閲覧している際に、御三家に受かっているような子でも親が勉強のフォローを6年生の夏前までやっていたという記事が見て、そんな優秀な子でもそれだけフォローをしなければならないのであれば、姉丸の場合は、かなりの確率で最後までフォローしてあげないといけないのかと考え、ため息と共に母丸、父丸共に断固たる決意を持つ必要があると感じました。

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