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突如、塾に行きたいと言い出した子供に中学受験をさせるべき!?

中学受験子供にさせるべき!?

この記事をご覧になっている方の中には、将来に中学受験をご検討されている方、既に塾選びを終えている方(塾選びについてはこちら)、既に中学受験を開始されている方、あるいはまさに今年が勝負の年の方等、様々な方はがご覧になっているかと思います。

我が家では中学受験を子供にさせるべきかについて以下のように考えていました。

姉丸
塾に行きたいんだけど
どうして塾に行きたいの?
母丸
姉丸
友達も行ってるし、私も行きたいと思って
お金のかかる話だから、塾に行くんだったら本気でやるんだよ
父丸
姉丸
うん、がんばる!!

この選択が、姉丸だけでなく母丸、父丸、妹丸、末丸の生活を激変させるとは、誰も気づいていませんでした。

 

中学受験への見解(父丸編)

母丸
姉丸が塾行きたいと言ってるけどどうしよう?
姉丸本人が塾に行きたいと行っているし、塾に行って中学受験をさせてあげれば
父丸

後にこんな軽い発言をしてしまったことを後悔する父丸ですが、それは別の機会に記載させていただきます。

父丸は中学受験を経験していません。このため中学受験に関して全くイメージがありませんでした(今もわかっていませんし、今後実際に受験するわけではないので一生わからないままですが・・・)。

団塊ジュニア少し若い父丸ですが、当時父丸が小学生だった平成初期において中学受験は一部の裕福かつ教育熱心な家庭のみ行うもので父丸には当時全く関係のない話でした。

父丸の小学校は、1学年100名くらいでしたが中学受験していたのは1名~2名くらいだったと記憶しています。

父丸にとってそんなもの珍しい中学受験を姉丸にさせるかどうかについては、以下の2つの視点から考えました。

まず1点目が、私立中高一貫校ならびに塾代を支出し続けることができるかという視点で検討しました。

父丸の父はフリーター、父丸の母はパートで兄弟は男3兄弟という家庭に育ちました。父丸の父は自由人で家庭のためにがんばって働くというタイプではなく、その影響もあり裕福ではありませんでした。というか貧乏でした。このため父丸自身はこの生活から抜け出すためには勉強しなければという思いがあり努力しましたが、その傍らで中高と塾や予備校に行ける友達を羨ましく思っていました。そういった経験から父丸の子供には可能な限り教育にお金をかけてあげようという思いがありました。

この点、夫婦ともに共働きをしていることから先は不透明であるものの私立中高一貫校ならびに塾代についてはなんとかなるだろうと判断しました。

2点目として、中学校受験にエネルギーを注ぐだけの価値はあるのかという点で考えました。父丸としては、本音をいうと中学受験して中高一貫校に行ったところで、就職とかにおける判断基準は最終学歴となることからそんなに意味があるのかという思いがありました。

しかし、勉強であれスポーツであれ一生懸命頑張ったという経験が自分自身を強くするという経験を父丸自身もしていることから、姉丸にも一生懸命頑張る経験を得てほしいと思いその観点において中学受験もエネルギーを注ぐだけの価値はあるかなと考えました。

3点目として、姉丸が小学校で塾に行かなかった場合に何をするのかを考えてみました。その際に父丸自身は、小学校4年生から6年生の間を思い返してみました。父丸はいわゆるベットタウンに住んでいました。周りにも遊べる友達が多かったため、放課後はサッカーをやったり友達の家に集まってマリオカートやったりと楽しい時を過ごしていたのですが、その経験が今の父丸を支えているのかというとそんなことはないなと考えました。姉丸にも友達と遊んで楽しい時間を過ごすことも悪くはないかと思いましたが、そもそも治安が悪くなっている影響か、小学生の女の子の1人で頻繁に遊びに行かせることはしませんし、塾に行くほうが行かない子より勉強する時間増えるのは必然で、勉強する習慣がつくことは今後の人生においても必要であり塾行かない場合よりもメリットがあると考えました。

以上の3点より姉丸が中学受験のために塾に行くこともOKかなと考えました。

それなりに信念をもって決定した選択でしたが、後にこの判断を後悔することとなります・・・。

 

まとめ(父丸編)

塾に行きたいと言いただした姉丸。

父丸は以下の3点の観点を検討し、姉丸が塾に行くことにOKをだしました。

①私立中高一貫校ならびに塾代を支出し続ける可能かどうか

②中学校受験にエネルギーを注ぐだけの価値はあるのか

③姉丸が小学校で塾に行かなかった場合の生活

皆様のご参考になればと考えております。

 

中学受験への見解(母丸編)

母丸は姉丸に中学受験をさせるかどうか、結論がでないまま始めました。
まず1つ目はやらされ勉強になる為です。
私自身が経験者であり、教育熱心な家庭で育ちました。かなりのんびりした子供だったので、そういう環境で無ければ、自主的に勉強するタイプではなかったと思います。それなりに勉強をするようになったのは環境のおかげです。しかし中学受験はどうしてもやらされ勉強になるので、自主性が削がれるというデメリットも認識していました。母親が感情的に怒る場面も印象に残っています。当時サラリーマンの父は忙しくほとんど家にいない為、母親も相当なエネルギーで取り組んでくれていたでしょう。今ならわかりますが、そういう関係性になる可能性に不安を感じました。

2つ目は、私立中高一貫校が別に夢のような場所ではない為です。最難関の学校なら違うかもしれません。私は中堅の女子校だったので授業も先生も生徒も特筆して満足な点、不満な点のない学校生活と感じています。大事なお嬢さんをお預かりしていますというスタンスで、保守的な校風でした。生徒の家庭の経済環境も同質的でした。

3つ目は、後半からの参入が厳しい為です。
私の時代より学習範囲も増え、地域によって倍率も高くなっています。最初は4年生から始めるのはやや早いかなと感じましたが、遅く始めると、坂道が険しくなるので相当賢い子でなければ厳しいです。反対に途中で辞めても勉強したこと、出来るようになったこと自体は残るので、高校受験にも活きます。

 

まとめ(母丸編)

母丸は以下3点からとりあえず姉丸の通塾を受け止めました

①父丸も協力して進められるか

②私立中高一貫校に行く価値があるか

③5年、6年からの参入は非常に厳しいという現実

 

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