中学受験をやる意味を改めて考える
小学3年生の1月下旬からから開始した中学受験ですが、気づけば1年を過ぎていました。
我が家における中学受験は、「中学受験ついに始動!しかし塾の授業のスピードに全くついていけない姉丸…どうする母丸、父丸!?」で紹介させていただきました通り、塾を通うと言い出した姉丸自身が塾のスピードに全くついていくことができず、塾の宿題も終わらず、本当に大変なスタートでした(今も変わらず大変ではありますが…)。
最近の姉丸はというと、中学受験を始めて1年という時が経過し、間が伸びてしまったせいか、モチベーションを落としており、成績もパットしないという感じで伸び悩みをしている状況です。本当に人生とは思い通りにならないもので、ましてそれが我が子のことになると、自分自身のことではないことから、さらにコントロールが難しいと感じています。
そんな中で、このまま中学受験を続けるべきなのか考えるようになりました。
そこで中学受験を始めた改めて、中学受験をする意味について考えてみました。
中学受験を行う意味は様々ですが、一般的な理由をいくつか挙げることができます。
中学受験を行う理由
①挑戦の機会を提供
②将来の進路への影響:
③教育の質の向上
④競争力の向上
⑤学習環境の選択
まず1つ目の「挑戦の機会を提供」についてですが、中学受験を通して挑戦すること学べるというのは人生において大きな糧になるのでは考えています。
また中学受験を経験した親御さんであればご理解いただきやすいかもしれませんが、小学校で習うカリキュラムと中学受験で習うカリュキュラムに驚くほどの難度に差があります。正直なところ、難しい算数や国語の問題は大人でも解けません。そういった難しい問題に挑戦するということもその後の人生に役立つのではと考えています。
2つ目に「将来の進路への影響」についてですが、 優れた中学校や高校に進学することで、公立の場合と異なり、高校受験が不要となり、中学生の時から大学受験に向けて勉強ができるようにカリュキュラムが組まれているため、将来的により良い大学に進む機会が増える可能性があります。
3つ目に「教育の質の向上」についてですが、2つ目と関連した事項になりますが、一部の地域や学校では、中学受験を通じて高い教育水準を提供する学校を選択することができます。これにより、質の高い教育を受けることができます。
4つ目に「競争力の向上」についてですが、 中学受験は自分自身の戦いでもありますが、お子さん同士の競争の世界でもあります。競争の激しい状況で学び、成長することは、将来の成功に向けて重要なスキルを身につけることにつながるものと考えられます。
5つ目に「学習環境の選択」についてですが、 中学受験を通じて、生徒や保護者は自身の学習スタイルや興味に合った学校を選択することができる点があげられます。これにより、お子さんはより良い学習環境で自己を成長させることができます。
これらの理由から、中学受験は教育の質や将来の進路に影響を与える重要な選択肢となっています。しかし、個々の状況や価値観によって異なるため、受験するかどうかは個々の家庭が慎重に考慮する必要があります。
中学受験の結果はその後の人生にどのような影響を与えるか
中学受験の結果は人生にさまざまな影響を与える可能性がありますが、その影響は個人や状況によって異なります。以下に、中学受験の結果が人生に与える可能性のある影響をいくつか挙げます。
進路の選択: 中学受験で優れた成績を収めることで、優良な中学校や高校に進学する機会が増えます。これにより、将来的により優れた大学や職業に進む可能性が高まります。
学習環境: 中学受験で合格することで、より質の高い教育環境で学ぶことができます。優れた教師や充実した学習プログラムが提供される学校での学習は、将来的な学業成績やキャリアに良い影響を与える可能性があります。
自己信頼の向上: 中学受験で目標を達成することで、自己信頼が高まります。この自己信頼は、将来の学習や職場での成功につながる重要な要素となり得ます。
人間関係の形成: 中学受験で合格した場合、同じ志向や目標を持つ生徒との交流が増えます。これにより、新しい友人や将来のキャリアネットワークを構築する機会が生まれる可能性があります。
ストレスやプレッシャー: 一方で、中学受験に失敗することでストレスやプレッシャーを感じることがあります。しかし、このような挑戦や失敗から学ぶこともあり、それが将来の成長や適応力の向上につながることもあります。
要するに、中学受験の結果は将来の進路や自己成長に影響を与える可能性がありますが、その影響は個々の状況や選択肢によって異なります。重要なのは、成功や失敗に対してポジティブに学び、成長することができる能力を持つことです。
しかし、現実では逆にマイナスの経験として作用する可能性さえ潜んでいます。
それでも、なぜ中学受験をやるのか、その真理は、成功することでしょうか?
父丸は少し違う気がしています。
どちからというと、それぞれ本気やることを経験し、同時に本気レベルを上げることだと考えています。
中学受験は、精神年齢が高い子のほうが圧倒的に有利だと考えています。
(そもそも、勉強に向いている子は精神年齢が高いかもしれませんが…。)
我家の姉丸については、明らかに精神年齢が低く、2つ下の妹丸とほぼ同じくらいの精神年齢と言っても過言ではないぐらい子供っぽい性格をしています。
しかし、それでも今中学受験をやる意味は、成功しようか失敗しようかがどっちでもよく、本気を出すこと経験を得て、その本気のレベルを上げてほしいというのが、母丸、父丸の願いでもあります。
もちろん、やるからには結果にはある程度拘りたいと思っていますので、手を抜くつもりはありませんが、ここから丸2年の経験が子供に取って、姉丸自身が、自分はがんばったと誇れる期間の1つになればいいなと思っています。