入塾直後に進められた冬季講習はいくべき!?
「中学受験における入塾テストとは事前準備が必要!?姉丸入塾テストを受ける」に記載の通り姉丸は入塾テストを終え、一番下のクラスなら入れると言われたのですが、まあやれば伸びるだろうという気持ちで入塾することを決めました。
入塾すると決めたら、間髪入れず「塾から冬季講習はどうされますか?」と塾の担当者から聞かれた母丸でしたが、「旦那と相談してからご回答する」ということで、一度家に持ち帰ることにしました。
母丸と父丸とのミニ家族会議し、実際には以下のようなことを検討した結果、以下3年生の冬休みにおける冬季講習は、受講しない方針となりました。
果たしてその判断は正しかったのでしょうか。
冬季講習の受講に係る父丸の見解
「冬季講習からいきなり行って意味あるの?」と思っていた父丸で、冬季講習を進めるのは塾が売上ノルマのために進めているだけだとも考えましたが、ここは冷静に3年生の冬において冬季講習の受けることのメリット・デメリットについて考えてみました。
まず3年生の冬において冬季講習を受けるメリットとしては以下のようなものが考えられます。
①冬季講習より学校のない冬休みに、生活リズムを作ることができる
②冬季講習は、3年生の下期で実施した内容の復習ができる
③本格的に塾が始まる前に塾がどういうものか子供自身が体感できる
「①冬季講習より学校のない冬休みに、生活リズムを作ることができる」という点は、少し魅力的です。家に子供がずっといるようでは、親の仕事が進まなくなってしまうので、ぜひとも子供には、自分のために時間をつかってほしいところです。
また「②冬季講習は、3年生の下期で実施した内容の復習ができる」という点は、3年生から塾に行っていない姉丸にとって、冬季講習にいくことによって、3年生から塾に行っている子達が何を学んでいるか知るチャンスになり、また冬季講習はそれがまとまったテキストですので効率的に勉強できるという点でメリットがあるのでは考えました。
さらに「③本格的に塾が始まる前に塾がどういうものか子供自身が体感できる」という点は、姉丸において塾がどういうものか、雰囲気を味わえることができるのではと考えました。
なお①については学童に行くことを予定していたので、むしろ親の仕事という観点からは、昼ぐらいに解放される姉丸の状況を考えると、学童をほうが優れていると考えました。
次に3年生の冬において冬季講習を受けるデメリットとしては以下のようなものが考えられます。
①お金がかかるため、家計にとって負担となる
②冬季講習は、3年生の下期で実施した内容の復習をやるが、まとまりすぎていて初見では説明が不十分である可能性がある
③冬休みが塾の予定で埋められることとなり、家族旅行が難しくなる
「①お金がかかるため、家計にとって負担となる」という点は、最も悩ましい問題なのではと考えております。一部の方を除いて、これからも色々と教育費としてお金がかかることが分かっているなかで、決して安くはない塾代を家計から工面しなければならないため、軽々しく決められる問題ではないのではと考えております。
「②冬季講習は、3年生の下期で実施した内容の復習をやるが、まとまりすぎていて初見では説明が不十分である可能性がある」という点は、冬季講習自体が過去の復習を主体とすることと想像されるため、詳細な説明はされず、わかる子を前提に進められ、わからない子は何も習得せずに冬季講習を終えてしまう可能性があるのではと考えております。
「③冬休みが塾の予定で埋められることとなり、家族旅行が難しくなる」という点は、既に実家への帰省の予定していた我が家において、冬季講習はその選択を変えるまでの効果はないという判断にいたしました。
なんやかんや検討をしたのですが、結局のところデメリットの③で記載した帰省を優先することにしたため、冬季講習は受けないという選択しました。
姉丸にとって、冬季講習を受けないという判断が正しかったのかどうかは正直なところわかりませんが、中学受験は、3年生の1月から6年生の2月までという長期間にわたって勉強しなければなりません。その際に、3年生の冬に受ける冬季講習の重要性を感じなかったということが我が家の判断となりました。
まとめ
入塾直後の冬季講習についてのメリット、デメリットをまとめました。
皆様の家でも、メリット・デメリットを勘案のうえ冬季講習受講の要否の考えていただければと存じます。