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【中学受験】国語の偏差値50壁を超える!国語の偏差値50への道のり

国語の偏差値50への道のり

姉丸は、国語の偏差値は入塾当初偏差値20台と、崩壊的な状況から始まりました。そんな状態から労力を要さずすぐに偏差値50もってこられたかというと、そういうわけではありません。その道のり、本当に長く険しいものでした。

3年生の1月下旬から始まった我が家の中学受験ですが、「いきなりピンチ!?終わらない塾の宿題!泣きながらの中学受験宿題対応!」に記載の通り、塾で授業を聞いても全く理解せずに帰ってきて、家で母丸や父丸が勉強を教えてもわからないと言って泣き出していました。少し泣くぐらいなら許容できたのかもしれませんが、1時間うち50分は泣いている状況でしたので、まともに勉強が進む状況ではありませんでした。

そんな状態が暫く続いていたため、通塾当初は算数を除き、すべての教科の成績が崩壊していました。算数だけは優先して時間を使っていたため、かろうじて偏差値50付近を取ることができていましたが、武器になるほど爆発力はありませんでした。

母丸と父丸は、姉丸がまともに座り続けることができない状態であったため、まずは入塾から3か月くらい座れる時間を多くするということを目標に進めてきました。

しかし3か月たっても、勉強の態度に大きな改善は見られませんでした。1時間うち50分は泣いている状況が1時間のうち40分は泣いているという状況に変わったくらいで、あまり進歩が見られなかったです。

 

上記のような状況でしたので、姉丸3年生の3月下旬に、本当に中学受験を続けていくことができるのか、やめるべきではないのかということを真剣に検討していました。

その頃の国語の偏差値はというと30台で推移していました。



中学受験をあきらめるかどうかを検討していたのですが、勉強の戦略方針の変更を行ったうえでもう少し頑張ることにしました(【中学受験】国語の点数はどうやって上げる!?(国語ができる子にするための勉強法を研究⑦)

そして、戦略変更のかいもあってか入塾から3か月を少し過ぎた頃のクラス分けでテストで、真ん中のクラスに上がることができました。

クラスが上がって少しはやる気が出るのかと思っていたのですが、やはり状況は改善しませんでした。

この時点の国語は、改善の兆しはなく偏差値30台で推移していました。

この間も母丸が国語をなんとか改善しようと、姉丸と練習問題を一緒にやってみたりと試していましたが、3か月、4カ月経っても改善は見られませんでした。

そんな状況中で、次のクラス分けテストで悪い点を取ったら、せっかく上がった真ん中のクラスから落ちてしまうという、まさに崖っぷちの状況に追いやられた姉丸は、ここで火事場のくそ力をだしました。

特に国語が大爆発!

その時の国語の文章題の内容は、戦争の話だったそうです。姉丸は、なぜ人は殺し合わなければならないか、幼い姉丸にはわけがわからなくて涙をぬぐいながら文章を読んで回答していたそうです。

後から泣きながら問題を解いたと聞いて母丸と父丸は爆笑してしまいました。

ただ爆笑のあとに国語の結果を見て驚きました。

一番下のクラスのメンバーだけのテストでさえ、偏差値50を超えたことない姉丸が塾すべてのメンバーが受けるテストで国語の偏差値50後半をとってきたのです。

驚きました。そしてさらに驚いたのは、他の教科もそれなりの点数が取れており、全体として偏差値55後半をとってきたのです。

その結果、クラスは最上位に移行することとなりました。

母丸、父丸は本当にびっくりしました。

成績アップは、今までの血のにじむような努力の結果がやっと成果として出たということで、うれしかったのですが…

母丸と父丸は、国語の偏差値55後半については懐疑的な目を向けていました。

国語の偏差値55後半を見た時は、入塾から半年間が経過し、母丸が国語を教え続けた結果、成果が出てきたのかと思い喜びましたが、よく考えたらそんな劇的に上がるような状態にないのではと考えていました。

案の定、その後テストは、再び偏差値30台、40台という結果となり、奇跡が続くことはありませんでした。

このため、夏休み明けのクラス分けの結果を受けて「【中学受験】塾の勉強に対して母丸、父丸にそれぞれが担当教科を持つことで合意する」に記載の通り、国語を母丸から父丸が担当することとなりました。

これをきっかけに理系科目の算数と理科を母丸が担当し、文系科目の国語と社会を父丸が担当することとなりました。

とは言っても父丸が国語ができるというわけではありません。

父丸は、どうやって国語の成績を上げればよいか考えました。いくつか国語の読解に関する文献や参考書を探したり、買ったりして父丸自身がやってみましたが、小学生対象のもので、それほど優れたものを見つけることができませんでした。

そもそも、国語の読解に中学受験、高校受験、大学受験に違いがあるのかということに対して疑問を持ち、そこから自分が何をして国語の成績がましになっていたかを考えてみました。

その結果、大学受験までにその範囲を広げ、以下の参考書を使用することが良いのではとという結論に至り、以下の参考書をベースに姉丸に説明することから、始めました。

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上記を参考に勉強を始めてから、1カ月程度で偏差値50を超えるようになり、偏差値50超えが4回連続達成しました。

このように正しい勉強法を使用すれば偏差値50を超えることはそれほど、難しくないのでは考えています。

ただし、本当の意味で国語の成績を安定させるにはそれなりに時間を要するようです。

事実、未だに偏差値50を切ることが時折に起きています。

とはいえ、まずはお子さんに自身をつけさせることが重要かと思いますので、ぜひとも試していただければと思います。

我が家において具体的な教え方等については、「【中学受験】国語の点数はどうやって上げる!?(国語ができる子にするための勉強法を研究②)」で紹介していますので併せてご覧ください。

なお、親御さんがお子さんに教える時間を確保することが難しい、教えることが難しい場合には、資金的なデメリットはありますが、時間を買うというメリットとしてプロの家庭教師にお願いすることも選択肢の1つかと思います。



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